politics’ diary

政治や社会に関する備忘録。言いたいことを書く。黙っていては賛成したことになるから。

NNNドキュメント'21 「瀬戸内海がごみ箱になる日」

瀬戸内に生まれ育った男性とご家族が、自前の船を使って、瀬戸内海のいたる所に溜まったプラスチックゴミを片付けているというお話でした。見ていると瀬戸内海には既に恐ろしい量のゴミが溜まっており、地形上それらの殆どは日本人が放出したものであろうとのこと。

また時間の経過とともにプラスチックは劣化し、マイクロプラスチックになってしまっているそうです。それらが魚の体内に蓄積し、それを食べた人間にも影響を及ぼしている心配もありますね。

今回の主人公の男性は自分の時間を使ってそれらを収集し、自治体に依頼して処分をしています。とにかく量が多く、とてもではないけれど個人ではどうにもならなさそうな量です。自治体や国が動き、税金を投入して対応しないことにはどうにもならないように思えました。

またこれは瀬戸内海に限ったことではなく、日本や世界中の海で問題になっているはずです。日々大量のゴミを廃棄している自分たちの生活から変えていかないと、解決のしようが無いのではないかと思いました。