参院選が終わったからなのか、テレビ番組で統一教会問題が取り上げられることが多くなりました。田崎史郎のような御用評論家ではなく、詳しい弁護士を招いて説明を加えてくれると、その実態がよく分かります。
これだけこの問題を扱う番組と時間が増えたのは、視聴率が高かったからでしょう。引き続き注目したいと思います。
重要と思える箇所を引用します。
「単に容疑者の思い込みで片付けるのでなく、安倍氏と旧統一教会の関係を解明しないと、事件の全容はつかめない」(ジャーナリスト鈴木エイト氏)
全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の山口広代表世話人は「旧統一教会を宗教団体と一般化してはならない。巧妙、計画的、組織的にカネを集める団体だ」とくぎを刺す。
昨年の安倍氏のビデオメッセージに対しては、抗議文を内容証明郵便で送ったが、地元事務所からは返答がなく、国会事務所には受け取りを拒まれた。メッセージは事件の動機の一つとも言われる。
山口氏は「霊感商法や違法な勧誘で社会問題化した団体に政治家がエールを送ると、警察が手を出しにくくなり、被害を拡大させる」と強調する。